何よりもまず、この風俗嬢のナマの声を聞いて下さい。

 

今回、インタビューに応じてくれた風俗嬢の真実の声です。

 

"恋愛チーム" なんていうプロジェクトで仕事をしていますが、
おれ自身は自他ともに認める恋愛ベタです。

 

会話も苦手だし、草食系まではいきませんが、
恋愛願望があまりないんですね。

 

で、さっそくぶっちゃけると、おれのいまの彼女はもと風俗嬢。

 

さらに、ここ７年間でつきあってきた９人の彼女はみんな風俗嬢です。

 

それは、おれみたいなタイプの男にはぴったりだといえる"特質"や"美点"を、
風俗嬢たちが持っているからなんです。

 

おれは風俗嬢たちを、恋愛ベタにとっての、"救い" だと思ってます。

 

冒頭のナマの声でわかるように、風俗嬢たちは、明るく見えてもどこかに
「恋愛をあきらめなきゃ」って思いを抱えてる。

 

それだけに、恋愛に対する気持ちは強い。

 

彼氏が欲しいと思っているんです。

 

昔よりハードルが低くなったとはいえ、この世界に飛び込む子には、
やはり何か特別な事情があるものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

たとえあなたが極度の会話ベタ、恋愛ベタであっても……。

 

だって、おれがそれを実現できていることが、なによりの証明です。

 

信じられませんか？

 

では、そこからお話していきましょう。

 

 

肉体関係を持つ前、そして持った後の、
男女の関係を思い出してみてください。

 

いったん肉体関係を持ってしまうと、
「もうお互いすべてを知り尽くしたんだから、いいじゃん」みたいな、
ある種の「崩壊感」みたいなものが生まれ、
そこからは全然気を使わない関係になりますよね。

 

裸を見せ合い肌を重ねる体験って、男と女の間にあるすべての壁を壊し、
取り払ってしまう効果があるってことです。

 

フーゾクって、その点すごく特殊です。

 

なぜって客と風俗嬢は、裸になって肌を触れ合わすその行為を、
普通のプロセスを飛び越えて行うわけですから。

 

これって普通の男女関係では、会話やデートを積み重ねてようやく到達する場所へ、
一足飛びに先回りするのと同じ。

 

恋愛ベタ、会話ベタでも、ブサイクでも関係ありません。

 

誰でも最終到達点に先回りできるってことです。

 

会話で挫折することも、失敗することもなく。

 

 

なんて疑いの声が聞こえてきそうですが、では風俗嬢が
今回インタビューで明かしてくれた事実を、脚色ナシでそのままお伝えしましょう。

 

 

その子、こんなこと言ってました。

 

 

KABUTOが提供する恋愛テクニックに、
"擬似的感情の現実化" というものがあります。

――という手法です。

 

これはとても効果的な恋愛手法なんですが、この風俗嬢の発言は
「このプロセスの前半は、風俗嬢自らが完了させちゃうよ」と
言っているのと同じです。

 

そして、風俗嬢が相手なら次のプロセスも簡単です。

 

なぜなら、究極に心の壁を破壊する行為――裸になって肌を重ねるふれあい――が、
確約されているからです。

 

この２点が、自ら動こうというモチベーションが弱いおれでも、
言葉や行動、外見で女性を惹き付けられないおれでも、
これまで風俗嬢とだけはつきあうことができた、最大の理由だと言い切れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ずっと彼女なんてできませんでした。

 

中学、高校、大学と、周囲に女性がほとんどいない状況で育ちました。

 

つまり、女の子について学ぶ人生の大事な時期に、
そういうことを何もしてこなかったんです。

 

おかげで社会に出てから大変でした。

 

女性と会話ができなくて……。

 

今でもその後遺症（？）のせいで、得意じゃありません。

 

そんなおれなので、会話ベタ男性が、女性との会話において
何を障害として感じているか、よくわかってます。

 

それは『周囲の目』です。

 

心理学者じゃないから理屈はわかりませんが、女性と会話するときって、
"普段のおれ" とは違う人格にならないといけないみたいな感覚があるんです。

 

ともすると、『違う生物』くらいの感じすらあるかもしれません。

 

ずっと人間として生きてきたのに、「今からウサギになれ」って言われるような違和感……。

 

周囲に人の目がある中で、マジメにウサギの真似しろって言われたら、
どぎまぎしますよね。

 

女性との会話を意識すると、それと同じ――どう振舞ったらいいかわからなくて、
恥ずかしい――って感覚に陥るんですね。

 

でも、そんな男性であっても、気がねなく女性と話せる"シチュエーション" があるって、
気付いてますか？

 

 

会話ベタでも、女性と気兼ねなく会話できるシチュエーション、それは――、

 

　女性と完全に１対１になれたとき。

 

周囲の目がなければ、恥ずかしさはほとんど感じません。

 

さて、これってまさに風俗サービスを受けるときの状況にぴったりなんです。

 

完全個室で女性とふたりきり。

他の誰の目もありません。

 

その上お互い裸になって、会話どころがもっと恥ずかしいことをするわけで……。

 

そういう状況が恥ずかしさを乗り越えさせてしまう。

 

どこかでふっ切れて、いつしか会話上手になってしまってる自分がいるわけです。

 

さてここで、会話ベタがさらに喜ぶ、風俗嬢の本音をお届けします。

 

インタビューからの抜粋です。

こんなこと言ってました。

 

 

風俗嬢って逃げ場がないじゃないですか。

客と個室でふたりきりになって、究極のコミュニケーションを取るのが仕事。

 

そんな状況が彼女たちを、"まず受け容れる気持ち" にさせていると思うんです。

 

おれのような男であっても、前向きでいてくれる。

 

それって大きいと思うんです。

 

その風俗嬢は、イケメンでむっつりしている男性より、たとえブサイクでも、

男性をかわいいと感じ、好きになってしまうのだそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

16年ぶりに再開した高校時代の仲間、Ｙが近況報告でそう話すので、
おれも彼女が風俗嬢だったことをぶっちゃけました。

 

するとＹ、目を見開いて、

「ウソだろ！　どんなウマイ手つかった！？　だって風俗嬢って、落ちないだろ！」

 

――って、おれからすると、
Ｙの方がいったいどんなふうに口説いたのか知りたいわけですが……、
おおかた見当はつきますけどね。

 

風俗嬢は、みんなあたりまえのように客に口説かれるそうです。

 

でも、うまくその気にさせてくれる客はほとんどいないんだとか。

 

ここでまた、風俗嬢へのインタビューから、彼女たちのいつわりのない声を――。

 

 

 

お金で――って話になると、口説くって言うより
愛人契約とかそっちなんですが……。

 

そういう話を聞くたび思うんですが、客として"買って"いるせいか、
風俗嬢を下に見る男性がとても多い。

 

さきに紹介した風俗嬢も、金で愛人契約みたいなことを
申し出てくる男が多いみたいなことを言ってましたが……、

 

裸のコミュニケーションをしてしまうために、男性側も勘違いするんでしょうね。

 

もう何言っても許されるんじゃないか――的な空気だと思っちゃう。

 

で、風俗嬢が実は、まだ胸のうちを打ち明けてくれてもいない、
ひとりの女性だってことを忘れているんです。

 

とにかく、まずは、風俗嬢という肩書きを頭の中から消し去って、
ひとりの女性として接するところから始める必要があります。

 

これは、自分の意識もそうやって変えなくちゃいけませんけど、
相手の風俗嬢の意識も変える必要があります。

 

風俗嬢の方に【　プロである自分　←→　客　】という意識があると、
風俗嬢たちはこちらに対してそれなりの距離感で終始、
接しようと努めてしまうんです。

 

だから、その　意　識　＝　関係を縛り付ける枠　をまず破壊しない
といけない。

 

それには、

 

この２つからスタートします。それによって自らを縛る枠を破壊してしまえば、
風俗嬢はやがて、こちらの来店を待ち焦がれるほどの心理になっていくんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

今まで再三お話ししてきましたが、風俗嬢って、

という特質を持っているわけで、だからこそ恋愛ベタ、
会話ベタで嘘がつけない男にぴったりだと、おれは思うんです。

 

そんなわけで、Ｙにも「おまえも風俗嬢とつきあえばいいじゃん」って
言ったんですね。

 

するとＹ、

「おれだってさんざん口説いてきたけどさ、いつも笑われてオシマイだよ。
やっぱ風俗嬢ってああいう仕事だからさ、客あしらいがうまいというか、
一筋縄じゃいかないよ」

 

わりと簡単につきあえるよっていうおれの言葉を信じられない様子。

 

なので、理論的な背景を交えながら、具体的な方法を教えてやりました。

 

なんのことはない、普通の女性にも通用する、先に恋愛を見据えた、
会話による簡単な心理誘導に過ぎないのですが――。

 

『積み上げる』

 

風俗嬢からすれば、まだよく知らない相手ということもあるし、
経験上疑り深くなってもいるわけですから、あるひとつの感情をぽんと置いたとしても効果は薄い。

 

だから"感情を積み上げる" 作業を行います。

 

恋愛感情とは、

――という３つの感情が揃わないと、形成されないといいます。

 

"積み上げる" ステップとは、このうちの

を風俗嬢に植えつけていく作業です。

 

具体的な方法としては『会話』をするだけです。

 

ただし目的に合わせ、指向性をもたせた会話です。

 

 

『意表を衝く』

 

恋愛感情とはやはり特別な感情です。

 

そこへたどり着くためには、小さくてもかまわないから、
爆発的なエネルギーを何度か与えてやる必要があるんですね。

 

そのために、相手の"意表を衝く" 行動を散りばめていきます。

 

こうなるはずだ――という予定や予測を裏切る、
あるいは、全然想定していない、予期しない行動を取って驚かせる。

 

これが"意表を衝く" 行動です。

 

たとえば、予期しないプレゼントをもらったときの心理って、
"嬉しい驚き" ですよね。

 

こうしたポジティブな驚きって、心理的に小爆発的なエネルギーを
加える効果をもたらすんです。

 

それまで手作業でひとつひとつ積み上げてきた「好感」みたいなものが、
そのエネルギーで一気に高まるイメージ。

 

これがないと、なかなか恋愛感情にはたどりつけない。

 

またこのステップは、恋愛感情を形づくる３つの感情のうちの

を植えつけるステップにもなっているんです。

 

なので、ここまで完了すればその３つの条件が揃うわけで――、
風俗嬢はこの段階あたりから、こちらに好意以上の感情を抱きはじめ、
会うことを期待するようになり、ドキドキし始めるというわけです。

 

まだいくつか、目的とやるべきこととがありますが、
どれも簡単なことばかりです。

 

いまのところ、おれはこの方法で失敗したことはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

Ｙが突然、電話で報告してきたんです。

 

おれが教えた風俗嬢とつきあうまでのステップの１段階目を試してみたんだ――って。

 

「いやホント、今までのおれって間違ってたんだな！」

と嬉しそうに大声で言うと、それから詳細を話し出しました。

 

「確かにあの方法は、前おれがやってた"ただ闇雲に誘う" のとは全然違うね。

女の子の反応が違った。すごい嬉しそうなんだよ」

 

「前はさ、話してても仕事モードだったんだよね、女の子が。
今回のおまえのやり方だと、なんか完全に"素" で話してる感じだった」

 

この話だけで、Ｙがうまくやったことはほぼ確信しましたが、
確認のために訊きました。

 

「それで、ちゃんと最後の決め台詞は教えたとおりに言った？

あそこは大事なんだけど」

 

「ああ、言った言った。あのとおりに。微妙な顔してたよ」

 

「あー、それなら大丈夫だ。絶対イケルよ」

 

「すごいよな、言って当たり前の言葉なんだけど、それでも普通、
ああはなかなか言わないもんな。よく考えたなあ！」

 

 

次は２週間以内にまたその子を指名して、次のステップを試してみる
と嬉しそうに言い、Ｙは電話を切りました。

 

 

次の報告はその２週間後でした。

 

電話の向こうで、Ｙは興奮していました。

 

「いやあ、おれなりに完璧だったと思うわ」

 

第２のステップでやることはたったのひとつ、"会話すること" です。

 

「おれって女とそんな、話せる方じゃないじゃん。

それがさ、たまたま趣味が一緒だったんだよ。

おまえに教わった方法で"掘り起こした" んだけどさ。
それで話が盛り上がっちゃって……いや、おまえ天才？」

 

これ実は、おれが独自に考え出したテクニックではなくて、
KABUTOで教わったものです。

 

この話だけでもうそれ以上聞く必要はありませんでした。

 

Ｙはこの段階でその風俗嬢の子とメアドなり電話番号なりを
教えあったはずなんです。

 

――と、思ったとおり、その翌週、とうとうその子とデートした！　

という報告が、Ｙからきたんです。

 

Ｙの行動をおさらいすると、

という流れです。

 

たったこれだけで赤の他人だったふたりが、デートするまでになれた理由は、

この３つの条件が効果を発揮したからです。

 

どの条件も無理やり作り出したものではなく、
状況を利用し、または自然な流れの中で行った行為の結果にすぎません。

 

それなのに、これこそ――、

 

 

 

 

 

 

 

 

３度の指名（最低）、４つのステップの中に詰め込まれたポイント、テクニック、
ヒント、行動や台詞の例etc. をピックアップ。

 

 

今回リリースのこの"風俗嬢とのおつきあい開始法"（苦し紛れにこう呼んでみます）ですが、
「え、だったらなんで風俗嬢とつきあわないの？」なんてタイトルつけたら、
実はKABUTO恋愛チーム内でも賛否両論ありました。

 

「風俗嬢とつきあいたい人は会話ベタじゃない！」

 

「会話ベタ、恋愛ベタを自認する人が風俗好きとは限らない！」

 

まあいろいろ意見は出ましたが、おれは自分の体験から正直に、
冒頭の言葉を含め、このタイトルの文言をまず皆さんにお贈りしたかったんです。

 

風俗嬢って、やっぱりどこかに後ろめたさみたいなものを抱えていたり、
傷ついた経験があったりして、本当にみんな謙虚だし、やさしい。

 

一般の女性よりも、本当に恋愛が苦手な男性でも、
あったかく受け容れてくれるような部分をたくさん持っているんです。

 

そんな思いがあったので、たまたまおれが何人かの風俗嬢と
付き合ってきたという事実があったからとはいえ、
それだけでそのノウハウを"風俗好きの方限定"でリリースしても
なんだかおれとしては物足りない気がしたんです。

 

もっと彼女たちの良さを、広く男性諸氏に知ってもらいたいと思ったんです。

 

そんな意図をこめて、マニュアルの方も、風俗嬢にだけじゃなくて、
一般の恋愛テクニックとしても充分使えるように配慮して作りこみました。

 

いえ、形こそ風俗嬢を向いていますが、むしろこれは女性の心を掴むための、
ベーシックなコミュニケーション法でもあるんです。

 

ということで、風俗嬢に限らず、イイ女がいたら
ここに盛り込んだテクニックを使ってみてください。

 

いい結果が得られるはずです。

 

 

 

 

 

〜　Ｑ ＆ Ａ　〜

 

 

 

ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました。

 

本編中お伝えしたとおり、中学で女子生徒たちに嫌われて以来、
ずっと女性が身の周りにいなかったので、学生時代は１度も女の子とつきあったことはなかったし、

18で童貞を捨てたのもフーゾクというありさまでした。

 

当時のおれにとって女性の生身の体って、絶対に手に入らないもの、空の上のものでした。

 

それを簡単に目の前でさらけ出し、それどころか触れさせてもくれる風俗嬢のお姉さんって、
本当に天使じゃないかと思ったものです。

 

38 才というまぎれもない中年期に入った今、ようやく、女性の体を求めるだけでなく、
人として心を惹きつけるということを考えられるようになりました。

 

それが遅かったのか早かったのかはわかりませんが、周りを見ると（おれの友人Ｙのように）
同じ年代の中にも、いまだに女性とつきあうことができない男性が、けっこういます。

 

なので、

「え、だったらなんで風俗嬢とつきあわないの？」

 

これは、本当におれの素朴な疑問だったりするんです。

 

本編で熱く語ってしまったとおり、風俗嬢は恋愛したがってます。

 

でもできない。

 

普通の恋愛は無理――と、あきらめてしまっている。

 

風俗嬢へのインタビューで、
「ぶっちゃけ、セフレにならない？って言われたらどうします？

そういう人、結構いるんじゃないですか？」

 

という、うちの白石（出会いの達人・白石謙）の意地悪な質問に、
その風俗嬢はこう答えてくれてました。

 

「それはそれで、受け容れちゃう」

 

彼女たちはそれほどけなげに、恋愛を欲しているんです。

 

性的搾取の問題も、最近ニュースで取り沙汰され始めました。

 

そんな彼女たちが救いの手を待っているとしても、無理はありません。

 

「そろそろデリヘルでも呼ぶかな」なんて考えている人がもしいるなら、
その前に、この教材を手にして下さい。

 

そして、けなげな彼女たちを救ってあげてください！

 

何よりあなたが楽しみながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうひとつ、Ｙのその後の話を紹介しておきましょう。

 

好きな風俗嬢と、おれが教えたとおりのやり方でＹは初デートを成功させた――
と紹介しましたが……、

 

彼女、観劇が好きでよく観にいくんだそうです。

 

その話で盛り上がり、じゃあ一緒に観に行こうってことで約束ができた。

 

つまり、それが初デートでした。

 

ところがデート当日、Ｙの仕事でクレームが入ったそうなんです。

 

遠方のクライアントに謝罪と代替品納入のために出かけ、
時間までに帰ってこれるかと思いきや、予定より出発が遅れた上、道が大渋滞、
しかも最悪なことに、そのクライアントのところにケータイを忘れてきてしまったＹ。

 

戻れる距離ではなかったため、もうどうしようもなくなって、
彼女との約束はあきらめたそうです。

 

結局帰りついたのは夜。

 

これから彼女との約束した場所に行ってもしょうがないとは思いながら、
それでも一応行ってみたんだそうです。

 

約束の時間を2時間半オーバーしていました。

 

彼女、約束の場所にいたそうです。

２時間半の間、そこで待ってくれてたんです。

 

もちろん演劇はとっくに終わっています。

 

チケットはＹが購入して持っていたため、
彼女がひとりで観ることもできませんでした。

 

無連絡の大遅刻、演劇まで見逃してしまったのに、
彼女、Ｙを責めるってことをまるでしなかったんだとか。

 

超イイ子じゃないですか！？

 

約束の場所にぽつりと立っている彼女を見つけたＹは、
拝むようにして謝り、予定外の高級レストランで食事をおごったそうですが、
そこから普通に、気軽にデートに誘えるつきあいになったんだそうです。

 

怪我の功名ってやつです……。

 

ほんと、人生って何が起こるかわかりません。

 

Ｙは風俗で生涯の伴侶を見つけたのかもしれません。

 

今日も電話で、彼女とのことを報告してきた嬉しそうなＹの声に、
ふとそう思ったのでした。